一昨日は「泣く子と地頭には勝てぬ」としか言いようのない一日だった(気がした)のだが、これはまだまだ序の口だった。今日は午前中の整体施術後、大学には行かずそのまま帰宅して、娘の相手をしていた。妻が外出している1時間弱、娘と二人きりになったが、娘の機嫌が次第に悪くなった。抱き上げてゆらゆらさせたり、タケモトピアノのCM*1を見せたりして、一時的に機嫌をなおしてくれたものの、それでも最後は大泣きモードに。おむつを替えてもダメ。ミルクも拒否。さすがに途方に暮れた。結局、母親が恋しかったのか・・・。お風呂に入る頃にすっかり機嫌をなおしてくれていたのは救いだった。
妻子の就寝後、ようやく自分の勉強を開始する。1日に3〜4時間程度しか机に向かうことができないが、時間の短さは集中力のアップで何とかカバーしたい。昨日の続きでマルクスについての講義レジュメの作成。『経済学・哲学草稿』から『資本論』への思想の発展をできるだけわかりやすい言葉で説明したいのだが、意外に難しい。『経済学・哲学草稿』の新訳にも目を通してみるが、岩波文庫よりかなり読みやすい。「類的存在」の意味がようやくクリアに頭に入ってきた。
- 作者: マルクス,長谷川宏
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
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現在作成している講義レジュメは、来年度秋学期に本務校で担当する「経済学説史2」でも使ってみるつもり。こうやって毎年少しずつでも講義できる対象を増やしていけば、いつか経済学史の通史本を単独で書けるはず。
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*1:泣いてる子供がピタッと泣き止む、魔法のコマーシャルとして有名。