Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ベンサム

今年度の「経済学説史」の担当は、春学期が研修期間だった関係で、秋学期の「経済学説史2」のみ。春学期の「経済学説史1」は、T中ゼミ後輩のN原君に代講してもらった。N原君がアダム・スミスまでを講じてくれたので、僕の担当はスミス以降(19世紀)になるが、従来、スミスにかなりの比重を置いた講義をしてきたために、スミス以降の講義ノートが案外手薄なのである。そこで補充対象としてベンサムを選んで(これまでベンサムを真正面からとりあげて講じたことはない)、一から講義レジュメを作成しようとしたが、これが思っていた以上に難航した。A4で4枚で収めるように心がけているのだが、功利主義パノプティコンだけで4枚目に突入してしまい、経済思想と食の倫理を入れるスペースが残っていない。何度も書き直して、ようやく完成させた。

3限、13期(2回生)ゼミ。今日から本格的なプレゼン練習に入る。90分間をゼミ生だけに委ねるわけだ(僕は見ているだけ)。最初の教材は恒例の「先生を好きになった」。最初の報告者のIさん、Tさん、K君、S君は、準備に際して大いに悪戦苦闘したようだが、結果的にフロアのゼミ生の誰もが賞賛するハイクオリティなプレゼンになった。よく頑張った! ちなみに、「先生を好きになった」の出典はこちら。

3限終了後、卒業生Tさんと面会。

【5018】