Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

再投稿するために英語論文の改訂作業

講義準備、卒論指導、期末試験採点、入試業務、ビザ申請などのため、ここ3か月ほどまともに研究に集中できた試しがなかった(細切れの時間で進められる種類の仕事しかできなかった)が、本日ようやく研究モードに復帰する。当然ビザ申請は終わっていないのだけれど、Matthewから返信がないかぎりどうしようもないし、ぼんやり待っていても時間がもったいないので、ビザのことは当面忘れて別の仕事に集中するしかない。某海外ジャーナルに投稿した拙稿をレフェリーコメントに従って改訂する作業に終日勤しむ。脳が一気に活性化! あっと言う間に過ぎた一日! しんどいけど気持ち良い!

過去2本と違って今回はレフェリーからの修正要求が多い上に非常に細かい。議論上効果的でないという理由でまるまるカットを求められた節もある。マルサスのペイン批判やヒューム擁護はもはや主題でなくなり、選挙権拡大に対するマルサスの態度が新しい主題になりそうだ。この論文、最初の口頭発表が2012年1月(この時は日本語だが)だから、もう3年以上の時間が過ぎている。早く終わらせたいものだ。

シドニーでの在外研究中にタイミング良くシドニーで開催される予定の「HETSA 2015」なのだが、報告したくても英文ペーパーのストックがないので、今再投稿するために改訂作業を進めているペーパーでエントリーしようと思っている。一昨年パースで報告したものの改訂版ということになる。

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