これまでに届いたスパム・メールは、差出人が「涼子」「明菜」といった女性ばかりだったが、ついに差出人が男性のスパム・メールが届いた。差出人＝「正志」、件名＝「私の妻を抱いてやって頂けませんか？私は輸入代理店経営、身元も明かせます」。どんな文面かと言えば、
私は正志43歳。妻は美保子28歳です。私共の夫婦には問題があります。問題といいますのは、お恥ずかしながら私が男性として機能できないということなのです。しかも先日、私の海外赴任が決まりました。この機に、その間妻の相手をして頂きたいと思いまして、勝手ながら、貴方に連絡させて頂いたのです。経緯を話せば長くなる上、ご迷惑でしたら誠に失礼なメールですので経緯についてはご返信をいただけたら・・という事で。今は関係を持っていただけるかどうかお返事いただけますか？イエスかノーで結構です。イエスであれば、美保子の写真をお送りし、謝礼についてや、お逢いする日時を決めたいと思います。それではお待ちしております。
ほんまに「失礼」なメールやな。個人から個人に宛てて送信されたメールを装っているので、スパムだとわかりにくい。怪しいメールは即削除が常識。この手のメールにうっかり返事してしまうと、大きなトラブルに巻き込まれる可能性がある。皆さん、気をつけて。
僕のメール・アドレスは大学HPの教職員リンクで公開されているので、この手のメールのアタックを受けるのはある程度仕方ないと諦めているが、アドレス公開の際にせめて半角「@」を全角「＠」あるいは「at」で表記してくれれば、少しは被害が減るように思えるのだが。どうせ業者は何らかのシステムを利用してメールアドレスをweb上から自動的に拾ってきているに違いないからね。
