Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

教育オンリー

今日は教育オンリーの一日だった。研究はもちろん事務仕事も何もできなかった。しかし、二日休んでリフレッシュしたせいか、疲労感はまったくない。むしろ充実感を覚えた。

2限5期生S藤さんと次回のゼミの報告の相談。

4期ゼミは12時半にスタートしてそのまま3限に突入した。テキストは梅森浩一『面接力』。30分の余裕のおかげで、かなり濃密な議論ができた。報告者のH川君・I岸君も上手く仕切っていたね。報告者が深くテキストを読み込んでいると、議論が脱線しても、すぐに本筋へ戻すことができる。今日はそんな感じ。なかなかいいゼミだったな。他のゼミ生何名かに尋ねてみたところ、みんな「今日は良かった」って言ってたな。4期ゼミの一つの完成形を見せてもらった気がする。お二人さん、お疲れ。

4・5限は3期ゼミ。卒論中間報告が2本。テーマは「少子化」と「自分らしさ(個性)」。どちらも昨年指導したテーマだから、専門外ではあるが、蓄積ゼロではない。昨年以上の指導をしなければ。

6限は空きコマだが、4期生K山さんが次回のゼミの報告の相談にやってくる。居残った3期ゼミ生数名も合流してくれた。いつものことだが、感謝、感謝。

7限目は「経済学説史」。このクラスは本当に講義をしていて気持ちがいい。受講態度が素晴らしい。私語はまったくないし、反応は明敏だ。テンポよくしゃべらせてもらえるので、いつも時間が15分ほど余って、余った時間で学生からの質問を受け付けることができる。これでは昼間のクラスと理解力に差が出るはずだよね。1回生のデイタイムでは、学生の私語がひどくて、ほとんど講義が成立していないクラスすらあると聞いている。同じ大学の同じ学部の学生とは思えない。この差はどうして?大教室&大人数ゆえの受講生の匿名性が原因なのか?それとも教える側の力量不足が原因なのか?

F田さん、みかん、ありがとう。一日の締めは、いつもの‘K-8’で。

面接力 (文春新書)

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