するべき仕事は期末レポートの採点等まだまだたくさんあるのだが、あまりにも疲労がたまっているため、自主的に休日にした。午前中は整体。午後は、2時間ほど鴨川畔を散歩した後、久々に‘so what?’へ。夜は幼なじみのY君と京都市役所前の‘N’にてちゃんこ鍋を味わう。ちゃんこの後は十数年来のお気に入りのshot bar‘V’で一杯。
帰宅後、堀江貴文氏逮捕の報道に驚くが、そんなことよりもこの事件に関して僕が声を大にして言いたいのは次のことだ。
ライブドアの時価総額がたった一日で一千億円近く（グループ全体で一千五百億円）下がったことを考えると、時価総額商法がいかに危ない経営手法かわかるだろう。
特に自社株を担保に借金をして、それでM＆Aを行い、その株を担保にまた借金をするという、ライブドアがやっていたような、借金を二重、三重にふくらましていくバブリーな経営法をとりだすと、こういう事件でバブルに穴があくと、夢と幻想の上に築かれていたバルーンのような部分が一斉に収縮する。*1
「株」を「土地」に、「M&A」を「新規出店」に置き換えると、ダイエーのかつての経営手法になる。だから、土地バブルが弾けて地価が急落した途端に、ダイエーは窮地に追い込まれてしまった。この点に興味がある人は、ぜひ次の本を一読して欲しい。歴史は繰り返すのだ。果たして我々は歴史から何を学ぶことができるのだろうか？
なお、長谷川投手が引退を正式に表明。*2本当にお疲れさまでした。
- 作者: 伊藤元重,佐藤嘉子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 1999/06
- メディア: 単行本
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