Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

レポート試験の採点

午前中、東鴨川大学のT先生の研究室に立ち寄り、4年間にわたって翻訳作業に携わってきた『自由と所有』*1のゲラ原稿を受け取る。明日から校正作業に入る。4月刊行が目標。いよいよゴールが見えてきた。

学部教授会、大学院研究科委員会の後、「経済学特殊講義2(人権・教育・市場)」のレポート試験を採点。履修登録者数は271名にも達していたが、4回生の比率が高く、前期末で卒業単位を揃えてしまった4回生の大半が不受験を選択したために、加えて、中間レポートの未提出者には期末レポートの提出資格を認めなかったために、事務室から僕の手元に届けられたレポートは95名分にとどまった。この分量なら頑張れば一日で採点できる。助かった。レポートとしての形式的要件を満たしていれば合格点(60点以上)を与えたので、得点分布は、優58、良7、可26、不可4となった。

*1:エディンバラ大学留学時の指導教員であるディキンスン教授の主著。