Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

懇親会の本質と意義

東京出張の際の常宿であるドーミーイン浅草が満室だったので、初めて(同じ系列の)ドーミーイン秋葉原を利用したが、これが予想をはるかに上回る素晴らしさであった。

大浴場は最上階。浅草と同様に露天風呂になっている。しかも浅草よりも豪華。*1酔いざまし、眠気ざましに最適だ。*2朝ご飯はおいしいし、最寄駅(東京メトロ末広町駅)から徒歩1分というロケーションの良さも浅草に匹敵する。和洋を折衷した落ちついた雰囲気の部屋は僕の好み。総合点では、これまで泊まったビジネスホテル中、最高点を与えられるかもしれない。

懇親会に参加しなければ、昨日のうちに京都に帰ることができたが、懇親会で得られる情報の質の高さを考えると、とてもそんなもったいないことはできない。天に誓って言うが、決してウダウダ飲んでいるわけではないのだ。最近話題になっている研究テーマや研究書などの情報は、ほとんど懇親会で得られるものだ。また、今回はなかったが、共同研究の企画なども懇親会で発案される場合が多い。

研究会だけ参加して懇親会に参加しない大学院生は意外に多い。彼らに対して「アホ」とまで言うつもりはないが、「大損してまっせ」くらいは言ってあげたい。「カネがない」って? あなたから発せられる情報の質が高ければ、まともな研究者はもっとあなたの話を聞きたいと思うから、おごってでもつきあおうとするものだ。裏を返せば、おカネにケチな先輩研究者とは付き合わなくてもよい。有益な情報をタダで手に入れようとするフリーライダーは軽蔑すべきである。(←持論) アルコールが飲めなくてもいいのだ。同じ場所と時間を共有することで確実に何かが生まれる。*3

最近アルコールに弱くなってきたので、「ウコンの力」は欠かせない。弱くなってきたくせに、限界効用逓増なのは変わらない。1杯目よりも2杯目が、2杯目よりも3杯目がおいしい。だから飲み始めるとなかなか止まらない。二日酔いのリスクと常時向き合っているのだ。

懇親会に参加するとなると、その日のうちに京都に帰ることはできない。せっかく泊まったので、モトをとるべく行動する。午前中は八重洲古書館で古書を物色し、岩田朝一『ロックの教育思想』などをゲットする。7月から東京で働いている番外ゼミ1期生のS村さんと約1年ぶりに再会。一緒に昼食。

京都に自宅には17時過ぎに到着。急を要する用件のメールが多数届いており、返事書きでドタバタ。いよいよ明日から1年間、執行部である。土日のつきあいが悪くなりますが、どうかご勘弁を。

寝る前の10分間筋トレ→◎(ダンベル3セット) BGMはこれ。

Delicate Sound of Thunder

Delicate Sound of Thunder

*1:浅草は大浴場が一つしかなく、男女の利用時間を別々にすることで対応しているが、秋葉原は男女別々の大浴場。

*2:名古屋と水道橋のドーミーインは大浴場が地下で、僕にはいまいちだった。やはり露天がよい。

*3:畑違いですが、そう思いませんか、kate*さん?