さて、ついに引越し3日前である。
日中は区役所にて転出届け。新聞代金の精算。近所への挨拶。新学期の図書館ガイダンスの手配。去年から改善されない官僚主義的な事務手続に不満と不信感がつのる。
夕刻以降は、衣類の梱包など。明日は引越日以前では最後のゴミ回収日。思い切って大量にいろいろなものを捨てることにした。前回の引越しの時にはそこまで決心がつかなかったが、今回は決心がついた。長らく「まだ使えるのにもったいない」と思っていたのだが、使わないもののせいで貴重な居住空間が無駄に死んでしまうのは、それに劣らずもったいないことだと思うようになったからだ。
さて、ここでお知らせです。しばらくこのブログの更新を停止させていただきます。今回の引越しをもってADSL、プロバイダとも解約しますが、新居では当面の間ネットの接続ができません。と言うより、ADSLから何に乗り換えるのかを、まだ決めてもいないのです。光？ ケーブル？ 何にどんなメリットがあるのか、いまいちよくわかっていません。IP電話やスカイプについても、名前くらいしか知りません。家族や友人に相談するなどして、ゆっくり考えたいと思っています。「乱読ノート」のような読書日記では、書きだめして後日一気に更新することにもそれなりの意味はあるでしょうが、この日記でそんなことをしても意味がない気がします。毎日更新できる環境が整ったら、復活させますので、それまでしばらくの間お休みをいただきます。
さようなら、愛する京都。20年間ありがとう。僕がこの町に「来るな。お前にはこの町に住む資格はないのだから」と言われ門前払いされたのは、ちょうど20年前の今ごろだった。15年前も、14年前も、僕はこの町に拒まれた。いくら拒まれても僕はこの町が好きだった。憎さゆえに愛した気がする。そうして愛しているうちに、憎しみを忘れ、心の底から愛するようになった。いつかきっと帰ってくるから、待っていておくれ。終わりは始まり。
