Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

生身の人間なのだ

7時半起床。8時朝食。隣室の男子学生たちに「おはよう!」と幾度も声をかけるが、ほとんど誰も挨拶を返してくれない。悲しいなぁ。学力の低下よりも礼節の低下のほうがはるかに深刻な問題じゃないだろうか? 僕の「おはよう!」はテレビの画面の中から聞こえてくる声ではない。生身の人間として認識・尊重してもらいたい。ロビーのテレビは2台とも、誰もいないのに、スイッチがオンのままになっている。誰も気づかない、注意しない。上回生には1回生の見本となる行動を意識的にとって欲しいものだ。新入生に「大学(生)は高校(生)とは違う」と肌で感じてもらえなければ、この種の行事は(少なくとも大学が資金援助している公的行事としては)ほとんど意味をなさない気がする。*1

10時前、学生全員の退館を確認してから、飛鳥を発ち、そのまま千里山へ向かう。12時過ぎに大学到着。昼食をとりながら束の間の休息。そして13時から14時半まで(4月からメンバーに入れられた)全学の某委員会に出席。重要案件多数。重い。14時開始の執行部会議とバッティングしているため、その某委員会終了後、休憩なしで梯子酒ならぬ梯子会議。学生主任の頭を飛び越えて(事前の打診なしで)自治会とゼミ協が書類を作成・提出していたため、執行部会議をすんなりと通過しない項目を含んでおり、修正の必要が生じる。また彼らを呼び出なければならない。仕事が増える(嘆)。20時前にようやく終了。*2しかしまだ帰れない。明日の授業(3コマもある!)の予習がまったく手つかずだったから。結局23時半までかかってしまう。自宅に到着した時には日付はもう変わっていた。ああ、しんど。

こんな状態が続くとさすがにやばい。来週末には経済学史学会@福岡が控えている。フォーラムで討論者を務めることになっているのに、その準備のための時間がまったく確保できないでいる。自分の本のほうも作業が滞っている。

*1:もっとも、フレッシュマン・セミナーのおかげで、新任の2名の先生とじっくり話をする機会を持てたわけで、そういう意味で僕個人としては非常に有益であったのだが。

*2:自分の担当に関するメモ。地方教育懇談会は8月5日岡山、9月16日新潟、9月30日姫路。オープン・キャンパスは7月30日を担当予定。