疲れがとれないまま起床。午前中は自宅で休息し、昼前に登校する。
昼休み、学園祭実行委員会との懇談会。13時から14時まで5期生S川君と面会。卒論の構想を聞く。
14時から自分の勉強(論文執筆)に取り組む。なぜか集中力抜群で大いに捗る。マルサスはやはり面白い。かれこれ十数年のつきあいになるけど、まったく飽きない。バークとはまた違った魅力がある。中西泰之『人口学と経済学―トマス・ロバート・マルサス』を久しぶりに読み直し、その明快な論理に改めて感服する。隠れ名著だ。
秋学期開講のロシア語講読の受講者(2名)に対して呼び出し通知を出したのだが、結局現われてくれず、メール等での連絡もなかった。試験直前の今頃の時期にインフォメーションシステムをチェックしないなんてことはまずないはずなのになぁ。
帰宅後、録画していた「ロシア語会話」を見る。一向に上達しないが(文法も発音も難しすぎ!)、ロシア語の勉強それ自体は楽しい。ムニェー・ヌラーヴィッツァ・ルースキィ・イェズィーク。
論文を書いている時もそうなんだけど、それまで全然わからなかったことが少しずつわかりかけてくる時、人生のいちばんの醍醐味を感じる。鈍才で良かったと思う。「わかった!」と喜ぶ機会がそれだけ多く残されているということだから。
ロシア語もマルサスもほんまに難しい。投入した膨大な時間のわりには、いまだにわからないことだらけ。でもそれが余計に楽しかったりする。自虐的?