大型クレーンが登場。雨天をもろともせず、校舎の工事は着々と進行している模様。来年6月までかかるとは、何ともまぁ、長期戦であることよ。
午前中は附属図書館および生協書籍店で本の物色。図書館ではトマス・ペイン関係を、生協では個人研究費で購入する図書を。個人研究費の使用期限が2月末なものだから、一挙に十数冊購入してしまったけれど、そのうちの一冊がこれ。
- 作者: ハンナアレント,ジェロームコーン,Hannah Arendt,Jerome Kohn,高橋勇夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 単行本
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ちなみに、ピンク・フロイド『アニマルズ』のジャケットはこれ。似てるよなぁ・・・って同じ発電所(バクシー発電所)だから当たり前か。アレントのほうには豚は飛んでいないけど。
- アーティスト: ピンク・フロイド
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/09/06
- メディア: CD
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午後はリチャード・プライス『祖国愛について (社会科学ゼミナール 34)』を読む。ユニテリアン(非国教徒)牧師プライスが1789年11月4日に行った説教。もともとバークの『フランス革命の省察』はこの説教への反駁として書かれた。
祖国愛は、われわれの義務であるが、祖国が他の諸国よりもすぐれた価値をもっているという確信、あるいは祖国の法や統治機構の特別の愛好心をけっして意味しない。・・・このような愛好心にこの義務を基礎づけることは、それを誤謬と幻想とのうえに基礎づけることとなるであろう。しかしながら、それは、よくある幻想なのである。(p.18)
200年以上たっても失せることのないリアリティ。これぞ古典研究の醍醐味。人間は本質的に変わらないのだね。
帰宅後、リンカーンを観て笑う。UFO焼きそばにフレンチドレッシングが合うとは意外だ。極貧院生のメニューも極貧芸人に負けない気がする。僕のおすすめを書いておこう。ヒガシマルのうどんスープでもやしをゆでて、卵でとじて、コショーをふりかける。これだけでけっこう美味しく食べられる。キノコ(何でもよいが椎茸がベスト)を具に加えられればなお良い。
腹筋6セット。