Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

経済学史学会全国大会@愛媛大(2日目)

9時30分から10時30分まで、個人研究報告「ステュアート、スミス、マルサスと《需要定義論争》」を行う。

経済学史学会全国大会で報告するのは、2001年に続いて2度目だが、あの時は地元(関西学院大学)での報告だったし、報告内容も自分の得意分野である思想史だった。今回は場所がアウェーであるし、報告内容もあまり得意とは言えない理論史に属するものだ。5回も下報告を行った上で本番に臨んだにもかかわらず、報告内容は依然として「生煮え」状態。司会者と討論者に助けられながら、何とか60分を(無傷とは言えないものの)乗り切ることができた。改善すべき点がたくさん発見されたので、100%の成功とは言えないが、失敗ではなかったから、点数をつけると60点か65点だろうか。

終了後、緊張感から解放されて、一気に疲れが噴出する。何もやる気が起こらない。午後の共通論題に出席するパワーもほとんど残されておらず、中庭で日向ぼっこをしながら休息していた。まぁ、今回の報告にはそれだけ期するものがあったと好意的に解釈しておこう。

松山を17時半過ぎに発ち、自宅には22時半前に到着。すぐに爆睡してしまう。