Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

HETSA事務局にフルペーパーを送付する

何度も書いていることなのだが、7月9日から11日までThe University of Western Sydneyで開催されるHETSA(オーストラリア経済思想史学会)*1に出席し、初めて英語での研究発表を行う。*2今日がそのフルパーパーの提出締切日である。

今回発表する‘Malthus as a Foxite Whig?: A Historical Sketch’は、既発表の日本語論文「フォックス派ウィッグとしてのマルサス:初版『人口論』形成史の一断面」の英語バージョンで、もともとはエジンバラ留学中(2002年4月〜2003年3月)に準備したものだ。未発表のまま5年以上もお蔵入りになっていた。ご指導くださったディキンスン先生の学恩に報いるためにも、この機会を利用して陽の目を見させたいと思い至った。

この論文が扱っているテーマについては、最近5年間、ほとんど勉強が進んでいないため、今回の発表にあたって本格的な改訂をほどこすことはできなかった。引用文をチェックし、表記の不統一を若干訂正した程度で、提出締切日を迎えてしまった。残念なことではあるが、18時ちょうどに観念して、ペーパーをHETSA事務局担当者に送付した。

(僕にHETSAでの発表を強く勧めてくださった)O大Iさんによれば、報告20分、質疑応答10分とのこと。本番まで一か月余り。26ページにわたるペーパーを20分で報告できるバージョンに圧縮しなければならないし、時間を測りながらプレゼン練習も行わなければならない。時間的・精神的余裕があれば、パワーポイントによるプレゼンも考えたい。なお、8日の夜に出国し、13日の夜に帰国する予定。

こんなふうに書くと、終日この仕事に専心していたみたいだが、全然そんなことはなくて、途中、6期生M本さんと次回の報告の打ち合わせ(including 雑談)なども。就活終了を正式に報告してくれたのは、今日現在で彼女を含めて4人。

結局、月曜日の「経済学説史」のレジュメは作れずじまい。明日か明後日、時間を見つけて作らないと・・・。*3

日本とほとんど時差のないオーストラリア。早くも20時過ぎには事務局から「受け取りました」のメールが届く。

体調は少しずつ上向いている。鼻炎がかなりマシになってきた。

腹筋2セット。

*1:http://www.hetsa2008.com/

*2:海外の学会に出席するのは今回が初めてではない。イギリスで開催された学会には何度か出席したことがあるが、出席&聴講しただけで、発表は行っていない。発表するのは今回が初めてであり、イギリス以外の海外の学会に出席するのも初めてだ。

*3:結局、夕食後、自宅で仕上げる。