Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ついに1,000エントリー

2005年8月18日に気まぐれで始めたこのブログも、本日ついに1,000日目のエントリーに到達しました。

ハード・ロック&へヴィー・メタル&プログレが大好きで、ブログを始めた時はその種の話題を多く記すことになるだろう(あるいは日々の生活で感じた疑問を垂れ流し的に書くだろう)と勝手に想像していましたが、実際は「ある私立大学教員の授業と研究の記録」になっています。しかし、そうだったからこそ、今日まで継続できたのでしょう。ロック評論などのように文章を練る必要もなく、事実を淡々と書き連ねるだけでよいので、書くのに時間もエネルギーも要しません。ゼミに関することを書いていると、大したことは書いていないのに、自然とゼミ生の何人かが熱心な読者になってくれて、時折感想までくれるので、励みにもなります。

1,000回続けて気づいた、実生活上の効用が二つほど。

一つには、自分自身の情緒の安定につながっているような気がします。それなりの年月を生きていると、いろいろと嫌なこと、つらいこと、悲しいことにも遭遇します。負の感情は、内側にためこむとしんどい(後々何倍にもなって暴発する危険性もある)ので、どうしても外に発散したくなります。自分しか読み返すことのない日記の場合、むき出しの感情をそのまま文字化してしまいますが、ブログで公開して不特定多数の方に読んでいただくなると、感情をある程度抑制して読み手に不快感を与えないように書かねばなりません。その日に起こったことを振り返って、再解釈を交えながら感情を冷却させてゆく。ただし、嘘は書かない。そうするように努めていると、負の感情が徐々にやわらいできます。それに一晩の快眠が加われば、翌朝にはいつもの元気が戻ってきています。このような工夫が自然と身についたことは、教員という仕事を続ける上でとても有益だったように思います。(もっとも、どんなに抑制に努めても、抑えきれずにマイナス感情が行間からこぼれおちてしまう時もあります。そんな日のエントリーを後になって読み返すと、「自分はまだまだ修行が足らへんなぁ」と反省します。)

もう一つには、筋トレ(ダンベル体操)の継続です。2006年5月16日に開始した筋トレをいまだに続けられているのは、このブログに筋トレの結果を記していることが大きいです。岡田斗司夫さんがレコーディングダイエットの効果を述べておられますが、それと基本的に同じですね。時折友人から筋トレについての質問やアドバイスをもらうのですが、「読んでくれているんだ」と思うと、ますます「続けなきゃ」という気持ちになりますね。

このブログにはアクセス解析どころかアクセスカウンターさえも付けておらず、いったい何人くらいの方々に読んでいただいているのか、まったく見当がつきませんが、まだ当分の間は続けるつもりでおります、今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。