Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

8期生12名が決定

1限、日本経済入門。1970・80年代の日本経済について。具体的には「高度成長の終焉(ニクソン・ショック石油ショック)→新自由主義の時代→バブルの発生」という流れを。為替レートが理論通りに動かないので、基礎理論(購買力平価説)を教えてから、攪乱要因を教えることになるが、1回生には難しいかも。DVDを流そうとするが、割り当てられた教室の設備が貧弱で頭を抱える。200名教室に家庭用テレビ1台。これを200人で見るんですか? 授業支援センターに可動式スクリーンを用意してもらったが、スクリーンの面積が小さいことに加えて、映りもすごく悪く、使いものにならない。心が荒れて、しゃべるほうもダメダメ。

2限、経済学説史。『自由と所有』第3章。名誉革命からハノーヴァ朝成立にかけてイギリス政治のイデオロギー的座標軸が「ウィッグ対トーリ」から「コート対カントリ」へと移行していく背景について。1限の余波で不調。舌かみまくり。

3〜5限を入ゼミ面接(2次)に充てる。ただし、4限に2回生の語学が組み入れられているものだから、3限と5限を面接に充て、4限は関関戦の写真を整理する。HPの写真館*1にアップずみ。

入ゼミ(2次)応募者は6名。1名につき30分、つまり6人で3時間。じっくりと面接する。最終的に6人すべてを合格とする。定員割れだったが、決して甘く採点したわけではない。例年そうなのだが、背水の陣でのぞむぶん、2次募集のほうが応募者のレベルが案外高かったりするのだ。

1次で6名を合格としたため、結局8期生は12名(男子7名・女子5名)となる。ゼミ史上、いちばん小規模だが、「最小最強」(竹下佳江)を目指して、これから始まる2年半を爆走するつもり。

入ゼミ面接のため、英会話レッスンの欠席を余儀なくされる。

今学期は想像していたよりも何倍も忙しい。ゼミ行事のフォローアップと単著の校正とで手一杯だ。「乱読ノート」を更新する暇もない。「ディベート入門」の次の論題「日本は外国人労働者をもっと受け入れるべし」についても、そろそろ勉強を始めなければならないのだが・・・。

腹筋2セット。