Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

自分の作品なのだから

休日。京都。ハードワーク続きでガチガチになったカラダを整体で癒す。時間延長してもらわないと施術が終わらないほどひどい。

夏休みすべてを単著執筆に費やし、その疲労を引きずったまま秋学期に突入。しかもこの秋学期はゼミ行事が目白押しで、尋常でない忙しさ。その合間を縫って、学会幹事代表の事務仕事と単著ゲラ校正作業。もちろん自由な読書を楽しむ時間など残されておらず、授業テキストを読みこなすだけで精いっぱい。

ここ一か月くらい、睡眠時間と授業時間以外の大半は、校正作業で机にかじりついているような感じ。数年前に単著を公刊されたT中ゼミの先輩M岡さんから「校正がいちばんしんどかった」と聞いてはいたが、本当にその通りで、これほどまで大変な作業だと思いもしなかった。マラソン・レースなのだ。一歩、一歩、着実にゴールに近づいているのは確かなのだが、ゴールがなかなか見えてこない。読み返すたびに修正すべき箇所が見つかるため、いつまでたっても作業に区切りをつけることができない。だから作業が長時間に及ぶ。集中力を要する。体も心も疲れ果てる。

でも、それだけの犠牲を払う価値はある。それは確かなのだ。自分の作品なのだから。こだわってしまうのは当り前。納得のゆくまでとことんこだわれること、自分の仕事を世に問えることの幸せを噛みしめている。

京都の街をぶらついて、精神的に少し楽になったかな。

さて、明日も京都。学会報告だ。単著のコアにあたる第9章を二校ゲラを用いて報告する。もし致命的な誤りを指摘されたら、公刊は無期限延期!?

ダンベル2セット。BGMはこれ。

RE-MASTERPIECES ~ザ・ベスト・オブ・ラウドネス~

RE-MASTERPIECES ~ザ・ベスト・オブ・ラウドネス~