ポータブルDVDプレーヤー

昼前まで爆睡する。昼から単著の索引の最終チェック。一応、仕上がる。このファイルを出版社に送れば、３校ゲラが届くまで（単著に関する仕事は）小休止できる。もっとも、火曜日（５日前）に２校済原稿を出版社に送って、それから索引を作成していた５日の間に、新たに（３校で）修正すべき表現がいくつも見つかってしまった。例えば、手紙文の訳文は「です・ます」調で統一するはずだったのに、必ずしもそうなっていなかった。まだまだ前途多難である。

夕方、近所のコジマに足を運び、前々から欲しいと思っていたポータブルDVDプレーヤー（ポラロイド）をミニスピーカー（オーディオテクニカ）とともに購入する。散財を覚悟していたが、想像していたよりもずっと安価ですんだ。それなのに映像も音もクオリティが高くて驚いた。大満足の買い物だ。消費者としてはありがたいけど、この業界、ほんまに薄利なんやろうね。

良い音を鳴らしてくれるのはとてもありがたいのだが、新しい悩みが生じてきた。僕は１６歳の時に父に買ってもらったオーディオセットをいまだに大切に使っている。２４年たっても現役バリバリで働いてくれて、たいへん良い音を鳴らしてくれる。特にハードロック系のベース音の輪郭の鮮明さは素晴らしい。ラッシュやイエスを聴くのに最適だ。アンプ（サンスイ）とスピーカー（日立）の相性が抜群な気がする。ただ、昔ながらのオーディオセットなので、図体がでかい。部屋のかなりのスペースを占拠してしまっている。このセットを処分すれば、部屋を広く使えることは間違いない。アナログ・レコードが聞けなくなるデメリットはあるが、めったに聞かないことも事実。今日の買い物でこのオーディオセットの必要性が一段と低下してしまった。さて、転居を機会に処分するべきか？　悩ましい。

ダンベル２セット、腹筋４セット。ＢＧＭはこれ。幾度なく観ているデビュー３０周年記念ツアーを収録したＤＶＤ。僕はグラスゴーのライブを見することができた。このバンドと出会っていなければ今の僕はない。１００％の核心をもってそう言える。「練習すること」「信頼すること」「待つこと」「変わり続けているのに変わらないこと」「故郷愛」・・・人生に必要なことのほとんどすべてはラッシュから学んだ気がする。これからの１０年間、彼らのような５０代を目指して精進しなければ！

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