担当授業コマ数が多いので、予習が自転車操業状態である。*1今日も行きの通勤電車の中で、2限の授業(ディべート入門)の配布資料の選定を行っている始末。授業には何とか間に合わせることができたが、もう少し余裕をもって仕事をしたいと切に感じる今日この頃である。
2限、ディベート入門。H先生とのダブル・ティーチングの授業だが、今日から担当するクラスを交替する。ディベート・テーマも新しく「日本の外国人労働者の受け入れの是非」に変わる。新しい班分け、今後のスケジュール、期末の対戦(ロング・バージョン)に向けての課題、3回生以降のゼミとの関連を一通り説明した後、僕が事前に用意した資料に基づいて、班別に立論のためのネタを探してもらう。
3限、8期生M田君&N井さんと明日の報告(ワークショップ)の段取りの最終確認。
4・5限、経済学史特殊研究(大学院博士課程)。「創造的な論文とは?」を話の枕にしながら、ミル『経済学原理』の「序文」「緒論」を精読する。院生には「アンテナの感度を鋭敏にして、常に『ミルと●●(自分の研究対象)』という観点を意識しながらミルのテキストを読むことを心掛けよう。面白い仮説を量産しよう。それが創造的な論文を書くための最初の一歩」とアドバイスする。そして、こうした読み方の見本を僕なりに示してみる。元ネタはこれなのだけれど。
- 作者: 伊丹敬之
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2001/12/01
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これだけ「仕事、仕事」の毎日だと、突発的に「発散したい!」という気分になる。もちろん、無茶をするわけではなく、「いかん、いかん」と思いつつ、アルコールの量を増やしてしまうだけだが。東京出張中に飲まなかった反動なのか、消滅した近鉄球団のことを考えていたせいなのか、本日は飲酒過多に陥る。筋トレ休止。
*1:おかげで「乱読ノート」の更新も滞っている。