恩師の一人、H先生が東鴨川大学経済学部の『同窓会会報』に先ごろ寄稿されたエッセイを紹介したいと思います。先生のどこまでも実直な研究姿勢、そして、歴史研究の醍醐味と奥深さがじわじわと伝わってくる好エッセイです。
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~dosokai/watashino-kenkyuu.html
このエッセイを読んで、自分が学問の道を歩もうと決心した「あの頃」を改めて思い出しました。先生が「研究過程に大きなパラダイムの転換があった」と述べられているまさにその激動の時期に、幸運にも僕は先生の門下生になりました。本当に言葉では言い尽くせないほど多くのことを学ばせていただきました。