ここ一年ほど学会の整理が必要だと考えていた。所属学会が多すぎるようなのだ。学会活動にはお金も時間も体力も要するわけで、本気でコミットできる学会の数にはどうしても限りがある。そこで今年度限りで日本18世紀学会*1を退会することにした(その意志を事務局にも伝えた)。この学会では過去13年間に研究報告が1回、寄稿が3回(書評2回、学界動向1回)。少しさびしい気もするが、大会に最後に出席したのは2004年であるし、僕の研究上の関心も歴史的なものから現代的なもの(ビジネス倫理など)に少しずつシフトしてきているので、仕方がないように思う。
8時半過ぎに自宅を出たが、この時刻でも空気が冷たい。いよいよ秋が深まってきた感じ。
2限、基礎演習(ディベート入門)。実戦練習の3回目。みんな、回を重ねるごとにどんどん上手くなっていく。上達スピードの速さに驚いている。
昼休み、8期生3名と明日のゼミの報告の打ち合わせ。まだ内容は混沌としている。明日午前にもう1回。
午後は基本的に昨日の続きで、日本経済入門の講義準備(レジュメ作成)。5年前に「日本事情」(留学生科目)を担当した際に利用した以下の本(良書!)を参考にして、よりわかりやすい説明を模索する。
これで納得! 日本経済のしくみ - 基本のキホン (日経ビジネス人文庫―基本のキホン)
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レジュメの完成度はかなりアップしたけれども、貿易収支や貯蓄率の経年データとの対応関係もぜひとも説明に含めたくなった。僕は欲張りなのだ。この欲が足を引っ張って、今日もまた時間切れとなる。作業は明日以降に持ち越し。
夜は同僚S里さんの(1か月遅れの)帰国祝い。
ダンベル2セット。BGMはこれ。
太陽と戦慄 (LARKS’ TONGUES IN ASPIC)
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*1:1996年から所属。