Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

久々にやってしまった逆戻り(恥)

授業なし日であるが、昼休みに1次選考不合格者(2次募集)のためのゼミガイダンスがあり、そこで社会経済専修副代表としてしゃべらねばならないために出勤する。

実は午前中は絶不調。全身に相当な倦怠感。眠いし、頭はぼお〜っとするし、まったく仕事にならない。「これではいかん」と思い、コンビニで「アリナミンV」をゲット。それが効いたのか、午後になって少しずつ復調する。

昼休みのガイダンスでは、いわゆる「檄を飛ばす」感じになってしまった。*1多くの学生に「ウザい」と思われただろうが、ありがたいことに、さっそく2人ほど好意的な反応を示してくれた。1人は掲示板に書き込み、1人は研究室で面会。少し救われた。

残りの時間は研究室にこもって、「日本経済入門」の次回授業(最初のクラスの3つ目のトピック:貿易収支)のレジュメ作成に勤しむ。かつて「経済学説史」でも扱ったことがあるトピックだが、いかんせん、講義ノートが10年前から変わっていない。もっと明快に自信をもって説明したい。これを機会に全面改訂することにした。

少しでもわかりやすい&厳密な説明を求めて、マクロ経済学国際経済学関係の教科書を十数種類取り出して、目ぼしい解説をパソコンに打ち込む。1回生が相手なので、ややくどいくらいの説明のほうがありがたい。数式の説明には細心の注意を払う(私立文系だもの)。伊藤元重本には特にお世話になった。

国際経済学・入門―三日間の経済学

国際経済学・入門―三日間の経済学

マクロ経済学

マクロ経済学

ゼミナール国際経済入門

ゼミナール国際経済入門

その次は、打ち込んだ解説を要領よく配列して、90分で収まる分量に圧縮しなければならない。レジュメはA4で2枚(A3なら1枚)と決めている。それ以上の量だと、私語を何度か注意したりすると時間不足になる可能性が高く、授業の後半になるに従って早口でまくしたててしまう危険があるからだ。1回の授業(90分)で教える内容の密度は、10年前と比べると、5〜7割程度にまで落とさざるをえない。当初予定していた貿易収支と財政収支の対比は諦める。時間的に無理。

結局、今日一日で納得できるレジュメを完成させられず、明日以降に持ち越すことになった。リレー式講義なので、4クラス同一内容の講義をする必要があり、最初のクラスの出来・不出来が後の3クラスにそのまま響いてしまうのだ。だから、余計に気を遣う。どこをどう改善したらええんやろ? 帰りの電車の中でもずっとマクロ経済学の教科書(のオープン・マクロの章)を睨みながら考えていた。あまりにも集中していたために他の事象への意識が極端に薄れ、何も考えずに淡路駅北千里行きに乗って戻ってしまった。しかも、関大前駅に着くまで(4駅も!)逆戻りに気づかなかった。ひたすら読み耽っていた。久々にやってしまったよ。恥ずかしい限りである。

こちらも久々。口内炎ができた。鬱陶しい。

腹筋5セット。BGMは今日もPSY・Sで。

Emotional Engine

Emotional Engine

*1:「1次募集で不合格になった原因をここで深く反省しないようでは、同じ失敗を就職活動でも繰り返すことになるよ」てな具合。