Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

靴の引退

靴の引退


午前中は整体。午後から大学へ。4限、7期生N村さん&D井さんの卒論個人指導。5・6限、大学院(博士課程)。ミル『経済学原理』の輪読。

整体師のFさんから「いい靴を履いていますね」とのお言葉を頂戴する。写真の左は11月3日に買った新しい靴*1で、これを履いていた。今日でデビュー5日目くらいになるだろうか。

写真の右は先ごろ引退したばかりの靴である。卒業生S君が足型をとって誂えてくれたセミオーダーの靴で、ここ数年間(3年?4年?)大切に履き続けていた。彼に擦り減った踵を一度取り換えてもらったが、それも再び擦り減って、「ついに寿命が来たか」ということで、晴れて引退の運びとなった。本当によく履いた。一緒に歩いた。「ごくろうさま」「お疲れさま」と言ってあげたい。

僕の足はかなり変な形をしているようで、市販の靴をそのまま履くと、靴ずれを起こすか、ぶかぶか状態を我慢して履くか、どちらかの場合が大半だった。ところが、S君が就職したアルカで靴を作ってもらうようになってから、状況が一変した。ここで誂えてもらった靴を履くと、何時間歩いてもまったく疲れず、街歩きが楽しくなり、それが趣味であると言っていいくらいになった。以来、自分の履く靴はすべてアルカで調達している。

現在、S君は名古屋店に勤務しているため、11月3日は京都店のスタッフに誂えてもらった。数日後、S君から電話。「先生、最近、激務じゃないですか。足型を見せてもらいましたが、以前にとった足型と比べると、少し悪くなっている気がします。」ご心配おかけしています。ここ数か月はかなり激務かも。でも、こういう電話をもらった時がまさに「この仕事をやっていて良かった」と思える瞬間なのですよ。ゼミの卒業生は僕の人生の宝物である。

飲酒過多のため筋トレ休止。