Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

叱るのは疲れる

午前、研究支援センターで雑務。卒業論文報告会のプログラム(確定版)の作成。

木曜日の授業は今日が年内最後。*1 3限、8期(3回生)ゼミ。4・5限、7期(4回生)ゼミ。6限、大学院(修士)。

論文の納期を一度ならず、二度、三度・・・と破り続けるゼミ生某君のふがいなさに耐えきれず、ついに叱りつけた。甘えん坊にもほどがある。これまでいったい何度僕の前で「・・・までに仕上げます」と誓ったことだろう。何より嘘がいけない。嘘をついた事実をヘラヘラと曖昧にごまかす。あるいは沈黙する(音信不通になる)。誰からも自分の言うことを信じてもらえなくなって初めて事の重大さに気づいても遅いのだ。取り返しがつかない。自分の弱さ、ずるさ、だらしなさを直視せよ。・・・って、叱るのはほんまに疲れる。消耗するわ。すべては愛あればこそ。期待してなきゃ叱らないけど、この僕の気持ちがどこまで伝わっているのやら。きっと伝わってないやろうな。

来年度担当授業のシラバス執筆依頼が教務センターから届く。大学院で何を読もうか? 博士の授業ではミル『原理』の輪読を続けるとして、修士の授業のテキストを決めかねている。今のところ、候補は5人。ロバート・オウエン、ヘンリー・デイヴィッド・ソローシモーヌ・ヴェーユ、リチャード・セネット、そして、ハーバーマス

新社会観 (1954年) (岩波文庫)

新社会観 (1954年) (岩波文庫)

森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)

森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)

自由と社会的抑圧 (岩波文庫)

自由と社会的抑圧 (岩波文庫)

公共性の喪失

公共性の喪失

公共性の構造転換―市民社会の一カテゴリーについての探究

公共性の構造転換―市民社会の一カテゴリーについての探究

腹筋3セット。

追伸:昨日の補足。ジェロームさんとの会話で「おみくじ」が話題になった。棒を引き出すほうのタイプのおみくじである。思いつきで「fortune telling chopstick」と訳したら、見事に通じた。ちなみに、その前日、「チヂミ」を「Korean pizza or pancake or something like that」と訳したら、けっこう通じたみたいだった。この種の「適当」な英語力が現場で役に立つ。

*1:来週木・金は六甲にて7〜9期合同合宿。