2010年度第1回(夏季)の経済学史学会関西部会例会は本務校である関西大学での開催となった。
関西部会の例会は幹事の本務校で開催されることが慣例となっているのだが、僕は部会幹事の任期を昨年夏にすでに終えている。しかし、諸般の事情で現幹事の本務校で開催することが困難となり、加えて、今回の例会プラグラムに杉原四郎関西大学名誉教授(昨年夏にご逝去)を追悼するミニシンポジウムが組まれた(僕自身も企画に携わった)ことあって、開催校世話人をお引き受けすることにした。
部会例会スタートは13時からだが、10時前には大学に着いて、会場教室への誘導サインを校舎内に貼ったり、茶菓子を買い出したりするのに忙しく動いた。院生M林君に手伝ってもらった。
蓋をあけてみると予想を超える大盛況だった。ミニシンポジウムの企画が成功の第一の要因だろう。何と52名もの出席者を集めた。僕が記憶している限りでは、部会出席者が50名を超えたことはここ十数年間で一度もなかったように思う。
ただ、あまりに盛況すぎた。想定を超えていた。椅子が足りない。配布レジュメが足りない。空調が効かない。常に動き回っていて、息つく暇もなかった。自分自身が企画に携わったミニシンポジウムだったのに、20分程度しか見ることができなかった。それが残念である。
これだけの人数になると、懇親会の手配もかなり面倒だった。当日ギリギリまで人数の確定ができなかったし(返信ハガキで出欠の返事を保留する方が多数おられたため)、例会を終えて懇親会会場に到着すると、困ったことに出席欄に○をつけた方(1名)が無断で欠席されていた。おかげで支払い額が増えてしまった。
僕にとっての本当の懇親会は2次会のほうだっただろうか。千里山のイングリッシュ・パブで現部会幹事や若手会員たちに慰労していただいた。バス・エールとヒューガルデンが乾ききった喉を潤してくれた。気持ち良く疲れた一日だった。
【12728】 腹筋2セット。