近代経済学史研究会＠関西学院大学大阪キャンパス

暑い。暑すぎる。

研究会に出席する。2本の研究報告を拝聴する。シジウィックとエッジワース。

僕の場合、他人の報告を聞いている最中に、新しい論文のアイデアを突如として思いつくことが多い。今日などはまさにそう。2本とも自分の研究テーマと直接に関係していないのだが、「出席している以上は何か有益なコメントを言わないと報告者に申し訳ないなぁ・・・」と感じて、いろいろな方向に思いをめぐらせることが、固くなった頭をほぐしてくれて、そのことが結果的に新しいアイデアへとつながるみたいだ。

10月から（新しい役職の関係で）超多忙になるので、新しい原稿の執筆依頼は（自分の首をしめることになるから）できるだけ断るようにしているが、それでもどうしても（恩義上）断れない企画もある。数日前、突如として、12月末締切で新しい論文を（しかも英語で）書かなければならなくなり、「無理や。ネタがない。時間がない。」と途方に暮れていたが、何とか書けそうな気がしてきた。とりあえず、明日にでもラフに書きなぐってみよう。

困った時はいつもこの2冊に頼ってしまう。20年近く読み続けていることになるが、いまだに飽きない。読み返すたびに新しい発見がある。ネタの宝庫。これぞ古典。