Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

語学講座

ICレコーダー


新学期が始まって急に忙しくなったが、体も頭もいまだにうまく順応できず、不眠・寝不足による疲労をためこんでしまった。昨夜久々にぐっすりと眠ることができて、かなり復活した。

午後から活動開始。外出する体力・気力に乏しく、自宅の雑事を片づけることに専念する。

「ここ一年ほど読書量がずいぶん減っているなぁ。なんでやろ?」と自問してみたが、よく考えてみると、読書の時間を語学の勉強(某公共放送の語学講座)に回しているからであった。そりゃ、減るはずだ。

「テレビで中国語/フランス語/ロシア語」は、週1回25分という気軽さもあって、何とか1年半、視聴し続けることができた。*1ラジオのほうが学習効果が高いのは承知しているが、特にフランス語については、学生時代、ラジオ講座にチャレンジするたびに挫折すること繰り返したので、どうも続けられる自信がなかった。「続けられる!」という自信を獲得することを最優先して、テレビの講座を視聴してきた。学習効果のほどは怪しいが、普通に仕事をしながら1年半視聴し続けられたことは、実際、かなりの自信になった。

「テレビで中国語」は1年ものの講座(4月〜3月)なので、10月以降も視聴を続ける。しかし、半年ものの「テレビでフランス語」は、内容が良くない(ゲストの鬚男爵が邪魔)昨年度上半期の講座の再放送だったので、再度の視聴をやめることにした。「テレビでロシア語」は、昨年度下半期の講座の内容がまぁまぁ良くて、それが今年度上半期に再放送されたので、復習を兼ねて再度視聴していた。下半期も同じ講座が再放送されることになり、さすがに3度めの視聴をやめることにした。

そこで、10月からフランス語とロシア語のほうをラジオ講座に切り替えることにした。ラジオを予約録音してくれるICレコーダー*2 も購入し、準備は万端である。いよいよ明日からスタートする。「25分×週1回」のテレビの講座と違って、ラジオのほうは「15分×週5回」。油断すると、あっと言う間に録音がたまって、手に負えなくなりそうだ。続けられるかぁ・・・。

こうした「投資」に対して将来どれだけのリターンがあるかはわからない。しかし、長い目で人生を眺められるのが、研究者という職業の良いところ。フランス革命期のイギリス経済思想を専門としている以上、フランス語文献が自由に読めることは力強い。また、研究者がごく少数しかいない「中国経済思想史」「ロシア経済思想史」の研究に携わることができれば、これまで以上に学界に貢献できるだろう。成果が出るのは5年後? 10年後? 研究生活は長い。ゆっくり歩みを進めよう。

【1685】 ダンベル2セット。

*1:ただし、「テレビでロシア語」は、視聴開始が昨年10月なので、視聴期間は1年間。

*2:OLYMPUS ICレコーダー機能付ラジオ録音機 ラジオサーバーポケット PJ-10」