Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

授業!授業!授業!授業!来年度時間割!

2限、経済学特殊講義4(イギリス経済学における方法論の展開)。5回かかって、ようやくテキスト(全12章)の序章を終了する。遅ぇ〜。でも仕方がないのだよ。テキストではさらっと流して書いてある「帰納」「演繹」「反証」といった基本用語を1つ1つ丁寧に説明しないことには、受講者の誰一人として授業を理解できないはず。それくらいハイレベルな内容を扱っている。*1

イギリス経済学における方法論の展開―演繹法と帰納法

イギリス経済学における方法論の展開―演繹法と帰納法

3限、9期(3回生)ゼミ。今日から学内大会(12月1日)の練習を開始する。長らくディベート三昧だったが、ようやく本業のプレゼンに戻ってきた。いきなり15分のプレゼンをやってもらったが、当然のことながら内容はボロボロ。でもやらないよりはやっておくほうが良い。次回までにやるべきことが明確化するから。ディベートであれ、プレゼンであれ、場数を踏むことが何より大切だ。プールの水に浸かる前に水泳の教則本を熟読しても意味がない。

4限、8期(4回生)ゼミ。今日から卒業論文の中間報告を開始する。トップバッターのY冨君の卒論は他のゼミ生を唸らせる完成度の高さだった。経済学会の懸賞論文にぜひ応募してもらいたい。テーマは「食の倫理」。昨年度「経済学説史2」のテキスト『ビジネス倫理の論じ方』の第6章の議論から大きな刺激を受けたとのこと。*2執筆者のI井さんもきっと喜んでくれるだろう。

ビジネス倫理の論じ方

ビジネス倫理の論じ方

5限、基礎演習(ディベート入門)。今日から質疑応答(反対尋問)の練習に入る。ハードルが一気に上がったかもしれない。受講生の誰もが四苦八苦していた。どこから攻撃されるか(何を質問されるか)わからない。データを準備していなければ「ジ・エンド」。ゲリラ戦の世界である。

研究室にしばらく居残って、来年度時間割の作成。帰宅後も科目担当依頼のメール書き。

【6515】 腹筋2セット。BGMはこれ。タルカスのオーケストラ版。すごくいいね。違和感なく自然に聞ける。素直にかっこいいと思える。

タルカス~クラシック meets ロック

タルカス~クラシック meets ロック

*1:シラバスには「大学院レベル」と断っている。

*2:今年度もテキストして利用している。