Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

14回で終わり!?

1限、経済学史(京大、非常勤)。イギリス歴史学派について講義する。講義終了後、驚愕の事実が発覚する。

「イギリス歴史学派によって引き起こされた演繹法帰納法の対立(二者択一)をめぐる経済学方法論争は、エッジワースによって一応の解決を見ます。来週は最終回ですから、エッジワースの経済学方法論を解説することで、半期の講義を総括します。お楽しみに。」と言って、講義を終えようとしたところ、何名かの学生が教壇までやってきて、こう言うのだった。

「あの、先生、今日の授業が最後のはずなんですけど・・・」

「!?」

何と京大の学年暦には半期14回の授業しか組まれていなかったのだ。半期の授業回数は通常15回であり、関大も15回である。文部科学省の強力な要請により、15回授業が標準化されているので、もちろん京大もそれに従っていると思い込んでいた。シラバスも全15回で提出したが、事務方から何も言われなかったこともあり、今日までまったく気がつかなかった。

突如、補講を行う必要が生じ、ドタバタする。金曜1限以外の曜限で補講を行うことはたいへん難しい。

「時間帯が合わへんやんないかぁ・・・」

明日・明後日は名古屋で研究会。明朝の研究会のスタートが早いため、今日のうちに名古屋入り(前日泊)するのだが、祇園祭(宵々山)の準備の関係で四条通が早くも16時に片側一車線通行になっており、京都駅にたどり着くのに一苦労する。1時間近くもかかってしまったよ。

名古屋駅で大学院の後輩M内君と夕食。名古屋と言えば手羽先。「赤から 名駅西口店」*1へ。リーゾナブルでおいしかった。大いに満足。

【10148】