Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「あれから僕の読書量はすごく増えた」

2限の特殊講義では、最終回ということで、アンケート用紙を配布して授業の感想を自由に書いてもらった。いちばん嬉しかったのはこの感想。

いつだったか忘れたが(最初の方の授業だったと思う)先生が言われた「僕は現場主義に限界を感じている。どのように人がその思考に至ったのかという過程は、会って少し話した程度では伝えられない。だから僕は本を読むことをおすすめする」というセリフがすごく印象に残っている。あれから僕の読書量はすごく増えた。ありがとうございました。(5回生・男子)

僕自身、記憶がおぼろげで、「そんなこと話したっけ? どういう脈絡で話したのかな?」と自問するほどだが、こういう感想を持ってくれた学生が一人でもいただけでも、この講義は大成功だったと断言できる。教師冥利に尽きる。こちらこそ、ありがとう。