昨日・今日と札幌に出張し、北海道大学で開催される経済学方法論フォーラム（第22回）に参加した。最近比較的短い期間に数多くの出張用務が重なり、ただでさえ疲弊していたうえに、今回はさらに札幌を襲ったゲリラ豪雨のために空と鉄道のダイヤが大幅に乱れ、疲労を上書きする結果になった。
僕（を含む関西組）は予定よりも2時間遅れくらいで北大に着いたが、東京発のメンバーは3時間くらい遅れた。そのため研究会のタイムテーブルも大幅な修正を余儀なくされた。invited lecturerのAlveyさんのlectureは短縮バージョンになった。当初、自分の論文の構想をAlveyさんに話してコメントをもらう時間が設定されており、それをとても楽しみにしていたので、自分の論文に関係する大量の資料を鞄に入れて札幌まで持参したが、結局その時間は削除され、まったく無駄な資料運搬となった。ただ鞄を重くしただけであった。たいへん珍しいことに、T腰キャプテンは懇親会を一次会のみで離脱された（実際、いちばん疲労していたように見えた）。
今までで不完全燃焼度のいちばん高い研究会だったかも。はるばる札幌まで飛んで、不快感だけ抱えて帰路につくのも悔しかったので、家族のための北海道土産を充実させ、新千歳空港で銭湯に入ってリフレッシュした（とはいえ、帰りのフライトも当初の予定よりも30分も遅れたが）。なお、初めて宿泊した「ホテル京阪札幌」は、アクセス・食事・お風呂・清潔感・値段等すべての点で、たいへん素晴らしいホテルだった。次回の札幌出張の際にもぜひ利用したい。
