Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

大盛況に喜ぶべきか?

今日から娘の幼稚園が始まる。これで妻の負担が少しは軽くなるかな。今日の授業は4・5限なので、それまでは昨日の続きで英語論文の改訂作業に勤しむ。

4限は経済学説史。ここ数年間は1限に固定されていた(月1or金1)ので、出席率がかなり悪かったが、4限に移動したことで出席率が劇的に改善した。大盛況と言ってよいくらい。講義を聞いてくれる学生が増えることそれ自体は喜ばしいが、1限だと本気で「聞きたい」と思っている学生だけが出席してくれるので、教室管理(私語の注意など)にエネルギーを奪われることはなかった。他方、4限だと惰性で教室に来ているような学生も多く、私語もひどかった。「私語が完全にやんでから授業を始めよう」と思って、それを待っていたら、10分も経過してようやく静かになる始末。教室管理のために奪われるエネルギーは決して小さくないだろうから、喜んでばかりもいられないな。

5限は大学院。正規の受講生は留学生Jさんだけだが、去年9月のUK HET@上海でご一緒したO君もゲスト参加してくれることになっている。馬寅初『新人口論』を読む予定だが、その前にウォーミングアップとしてマルサス人口論』を読むことにした。Jさんに基本知識を確実に身につけてもらうためである。