Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

恵みの雨

明日は娘の幼稚園の運動会。しかし、どうしても欠席できない研究会と日程が重なってしまい、運動会のほうは諦めざるをえないと思っていた。ところが今日の雨のおかげで、運動会が明日から明後日に順延されることになり、出席可能となった。まさしく恵みの雨である。

4限、経済学説史。十数名のゼミ生が履修登録しているのに、今日の出席者は(ミニッツペーパーから判断するかぎり)たった4名。おいおい。ちょっとひどくないかい?

5限、大学院。HETSAでの報告を終えたO君が合流。今日から馬寅初『新人口論』を中国語で読む。大学院生時代以来何と20年ぶりの中国語経済書講読である。留学生Jさんに本場の美しい発音で読み上げてもらい、それから3人で日本語訳を考えていく。中国語の音の響きが美しい。夏休みに中国語を復習したかったが、他の仕事が山積していために、結局できなかった。それにもかかわらず、基本単語を意外に覚えていて(ほとんど完全に忘却していると思っていた)、けっこう意味をつかめた。ほっとした。何とか授業として成立しそうだ。脳みそに意識を集中すると、普段とまったく違う場所が動いていることがわかる。実に面白い、新鮮な体験だ。

その他、科研費申請書類の手直し、15期生卒論初稿のコメント書きなど。

帰宅後、生後6か月半になる息子が、生まれて初めて意味のある言葉を話した。妻にむかって「まんま」と言った。うれしいね。脳みそが溶けそう。