5時起床、6時前に自宅を出て、東京を目指す。9時半に目白の日本女子大学に到着。昨年入会した日本ヴィクトリア朝文化研究学会の全国大会への初参加である。
バークやマルサスの思想の受容史・大衆化を研究するうえで、19世紀のイギリス・ロマン主義文学の研究成果のフォローが欠かせないことがわかり、入会するにいたった。旧知の釧路なFJTさんのご紹介もあって、朝の時点では彼以外の知り合いは皆無だったのに、終わってみれば、東大のOISさん、千里山同僚のTKHSさんをはじめ、実に多くの英文学者の面識を得ることができた。新しい人間関係がこれだけ一気に広がったのはシドニー在外研究以来のことである。実に有益な1日であった。この日の夜はホテルの空きがなかなか見つからず、一時は日帰り出張も覚悟していたが、何とか池袋に見つけることができた。
水曜日からややきつめの抗生物質を投与しているおかげで、約1か月ぶりに元の声に戻りつつあるが、副作用としてお腹をだいぶゆるくするみたいで、今回のような出張時には始終トイレを探さねばならないという困った事態に陥っている。