Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

FDフォーラムの司会

午前中はFDフォーラム関係の資料に目を通す。昼休みは5期生A君とMとしき君と明日のゼミの発表の打ち合わせ。4期生K村さんの襲撃(笑)もあった。13時から15時までカリキュラム改革委員会。15時から17時までFDフォーラム。テーマは「TAを活用した新しい授業実践」。今回は司会を務めることに。全学的な催しの司会は初めてだったのですごく緊張した。法学部K先生(憲法)と総合情報学部K先生(情報社会論)のとりくみと工夫は「経済学説史」の講義に、外国語機構K先生(英語)のとりくみと工夫はゼミにただちに活用できる実用性の高いものだった。皆さん本当に知恵をしぼって工夫しておられる。僕も見習わなければ。終了後は懇親会に出席。気がつけば20時半。今日も一日が速かった。

FDフォーラムの懇親会には事務職員の方々も出席されている。これが僕にはとてもありがたく嬉しいことだ。関大の将来について事務職員の方々と腹を割って意見を交わす機会はありそうでなかなかない。けっこう貴重な機会なのだ。教員というのは理想論に走りがちで現実が見えていないことが多い。事務職員の方々のほうが現実をよく見ているし、組織を支える一員として関大の未来について真剣に考えてくださっている方も多い。しかし、彼らの声は多くの教員には聞こえない、聞こうとしていない。本気で関大を変えたいのであれば、冷静な現状認識は不可欠であり、それゆえ事務職員の方々との意見交換もまた不可欠だ。いつでも夢みたいなことばかり言っていては相手にされない。両足を地につけた提言をしなければ。教員は自分が無知であることにもっと自覚的であるべきだ。そういう意味でもっと謙虚にならなければ。

ともあれ、今回の司会は精神的にけっこう重荷だったので、一仕事を終えた気分・・・と言いたいところだが、「特講2」の予習を進めながら、社会思想史学会の報告原稿も仕上げなければならない。今週末は休めない・・・かも。