昨日の夕方、翻訳作業に煮詰まってしまい、気分転換に書評を書いた。もともとはAという著作に対する書評を(「乱読ノート」を発展させて)書いていたのだが、Aと大きな関連を有するBという著作にも言及しているうちに、それがAへのコメントより多くなってしまい、期せずしてBに対する書評になってしまった。
一夜明け、今日は自宅でその文章を推敲していたのだが、推敲の過程でさらに文章を書き入れてしまい、結果的に6000字近くにもなってしまった。こんなわけで「書評」ではなく「研究ノート」として『経済論集』に発表することにした。2日で研究ノートを完成させたなんて初めてのこと。我ながらよく頑張ったよ。*1
今日はこれだけで一日が終わってしまった。『自由と所有』はまるっきり手つかず。本当に時間がタイトだ。明日が試験監督の当番なのが恨めしい。6時半に起きなければならない。
ちなみに、Aが『教育不信と教育依存の時代』、Bが『教育』であり、研究ノートのタイトルは「人権・教育・市場――広田照幸『教育』を読む――」とした。
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