Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

2日で研究ノートを仕上げる

昨日の夕方、翻訳作業に煮詰まってしまい、気分転換に書評を書いた。もともとはAという著作に対する書評を(「乱読ノート」を発展させて)書いていたのだが、Aと大きな関連を有するBという著作にも言及しているうちに、それがAへのコメントより多くなってしまい、期せずしてBに対する書評になってしまった。

一夜明け、今日は自宅でその文章を推敲していたのだが、推敲の過程でさらに文章を書き入れてしまい、結果的に6000字近くにもなってしまった。こんなわけで「書評」ではなく「研究ノート」として『経済論集』に発表することにした。2日で研究ノートを完成させたなんて初めてのこと。我ながらよく頑張ったよ。*1

今日はこれだけで一日が終わってしまった。『自由と所有』はまるっきり手つかず。本当に時間がタイトだ。明日が試験監督の当番なのが恨めしい。6時半に起きなければならない。

ちなみに、Aが『教育不信と教育依存の時代』、Bが『教育』であり、研究ノートのタイトルは「人権・教育・市場――広田照幸『教育』を読む――」とした。

教育不信と教育依存の時代

教育不信と教育依存の時代

教育 (思考のフロンティア)

教育 (思考のフロンティア)

*1:もっとも、今年度後期に担当した「経済学特殊講義2」の講義ノートからの流用が多かったので、まったくのゼロから書いたわけではないのだけれど。