Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

H大Gゼミとの合同ゼミ合宿(2日目)

合同ゼミ


(この文章を書いているのは合宿ゼミ終了後の29日の昼である。)

7時起床。7時半から朝食。9時前に千里山大学に到着。さぁ、ゼミだ。

9時半から13時半までがGゼミの割り当て時間。報告テーマは「お金」。「お金で買えるもの」の臨界を見極めるために、「お金で恋愛/時間/国家/友情を買えるのか?買えるとすれば、それはどのような意味においてか?」を討論。我がゼミ生の間では「国家」に関する報告が特に高い評価を獲得していた。

14時から18時までが我がゼミの割り当て時間。テーマは「友だち関係」。土井隆義『「個性」を煽られる子どもたち』をテキストとして、「共依存から脱出するためにはどうすればよいのか?」を討論。テキストの理解に時間をかけすぎて、論点の絞り込みやプレゼンの工夫のための時間が結果的に足りなくなってしまったが、それは報告者全員が自覚していることだから、今後の課題として記憶してくれればいいだろう。2回生後期の報告としては十分に合格点を与えられるレベルだったと思う。*1

ゼミ終了後、千里山大学前のカレー・ショップで夕食。それから天王寺区内のホテルに戻り、しばしの休息。入浴後たまたまテレビのスイッチをつけたらトリノ・オリンピックの特別番組をやっていた。荒川静香選手の「金」の演技に改めて感動。イナバウアーの美しさにうっとり。イナバウアーの姿勢で黒板に需要曲線・供給曲線が書けないものか(足も動かしながら)試してみるが、まったく無理であることが判明。「さすが高橋君・織田君の所属する大学の先生!」との評判は諦めざるをえない。

21時半から宴会開始。ゼミ長N井君とS藤さんの司会によるクイズ大会で、大いに盛り上がる。いやはや、よくこれだけいろいろと準備してくれているものだ。S藤さん、あなた徹夜なのに、どうしてこんなに元気なの? 団体戦の後の個人戦では、お酒も回ってきて、僕はさらにヒート・アップ。個人戦は「国語」「社会科」「英語」「スポーツ」の4つのジャンルから出題されたが、英語の全問正解のおかげで個人戦を優勝。クイズ大会の間、キッチンで温かいおつまみを作って出してくれたゼミ生にも感謝。おいしいお酒だからいくらでも身体に入ってしまう。飲んで、しゃべって、飲んで、しゃべって、飲んで、5時半過ぎにようやく就寝。

とにかく「激しい」一日であった。ゼミ教室に散乱していた栄養ドリンクの空びんが今日一日を象徴しているように思えた。

*1:4期生O田君のブログも参照せよ。少し辛口です。