Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

旧友再会

帰阪中の北大和川大砂糖ゼミの後輩Wさんと会う。学会等でちょこちょこ遭遇(ニアミス)していたものの、ゆっくり歓談する機会を持つのはおそらく10年ぶりくらい(ゼミ合宿以来)だろう。10年前は二人ともまだ学生だったが、今はともに大学教員になり、それなりにしんどい毎日を送っている。そんな近況を報告し合う。そして励まし合う。旧友だけに余計な気を遣わずにすむ。自分でも驚くほどに素直な言葉が出てくる。昼ご飯だけのつもりが、積もる話と好天に後押しされて、万博公演を散策することになってしまう。かなり歩いた。いい運動になった。昔の仲間って本当にありがたいとつくづく思った。夕方から千里山大に出向き、少しだけ雑用をこなす。

Wさんと「砂糖先生の最初の本、すごく面白かったよね」という話になったので、この場を借りて宣伝しておく。もちろん僕もこの本に惚れて院を受けた。ハイエクの「部族社会の情念」論が特に面白かったように記憶している。学部のT中先生のゼミでハイエクを学んだので、当時の僕はかなりハイエクに入れ込んでいたのだ。

それにしても、最近の民主党自民党以上に(昔の)自民党っぽい。こんな状態で野党第一党が務まるとでも思っているのだろうか。日夜幻滅ばかりが大きくなっていく。

市場社会のブラックホール―宗教経済学序説

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市場・知識・自由―自由主義の経済思想

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