事務局補佐という身分のため、ほぼ終日受付業務に携わる。次期事務局への引継などもあったため、人手が足りず、14時を過ぎてようやく昼休みをとることができた。受付を手伝ってくれた早大生に教えてもらった早大生御用達のラーメン屋「メルシー」に行ってみたところ、麺よし、スープよし、具よし、値段よし、「素晴らしい」の一言に尽きる完璧なラーメンであった。千里山大近辺にもこんな店が欲しい!
受付業務の暇な時間帯に早大生といろいろとおしゃべりできた。早大生たちが「551蓬莱の豚まん」を知らなくて、僕はかなり驚いたのだが、「ペヤング」なるカップ焼きそばについて、僕が「まったく知らない。名前すら聞いたことがない」と答えたら、早大生たちに大いに驚かれた。女子学生まで「ペヤングは本当においしいです。他の焼きそばと全然違います」と力説するので、記念に一個だけ買っておいた。*1「551蓬莱の豚まん」を知らないということは、間違って携帯電話に551と打ってしまって仮面ライダー555ではなく豚まんに変身してしまうというベタな関西ギャグ*2が理解できないということだな。*3僕は関西人でよかった。
学会本体については、残念ながら、研究報告を聴く時間がほとんどなかったが、*4人間関係の面での収穫はきわめて大きかった。エディンバラ留学の1年間をともに過ごしたM園さんと久々に対面し、旧交を温めることができた。同世代のハイエクなY中さん&バーク美学なK島さん(生協の白石さんみたいやな。)と直に話ができたのも相当に久しぶりなこと。いつもご機嫌な難産大O田さんと言葉を交わしていると、こちらまで楽しい気分になってくる。モンテスキューなO村さんとの面識も得られた。
懇親会の後、T中先生に連れられて二次会(高田馬場)へ。Y中さん、O村さん、Y岡さん(包装大)らと、丸山真男やイグナティエフやコミュニタリアニズムやシニシズムについてのあれこれで盛り上がる。まるで学部ゼミ時代のように楽しいひと時を過ごせた。学生指導の苦労話が混ざっていたのが、学部ゼミ時代との違いだろうか。
例によって、身体の疲労度をまったく考えずにはしゃぎすぎた。居酒屋を出た途端、強烈な疲労感に襲われた。高田馬場から水道橋がとても遠く感じられた。またしてもホテルのベッドに横たわった瞬間に爆睡。