Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

今日もプラトン

日中は(昨日の続きで)プラトン関連の書物を読み進める。研究室も図書館も飽きてきたので、今日は大学棟前の芝生脇でのんびりと。天気も良かったしね。

5限目は4期(4回生)ゼミ。内定獲得(→就職活動終了)者が1名出た。とても嬉しい。今日の報告者は(1年間の休学から)復学したF井君。かつての同期(3期)は卒業してしまったので、4期に新たに合流してもらった。チューターもOKB君(卒業)からM本君にバトンタッチ。顔ぶれが大きく変わったので、これから数回は新しい運営スタイルを模索する期間になりそうだ。

ゼミ生からテキスト(『虚妄の成果主義』)に対する批判的なコメントが続出。これは意外だった。成長を感じて嬉しかったが(鵜呑みにしない、簡単に説得されない、自分の中の違和感を大切にしているetc.という意味で)、「一面的」「理想的」との印象批評にとどまり、そこから先が続かない。「この本のどこが今の自分にとって利用可能か」といったクリエイティブな観点から本を読む習慣を身につけて欲しいものだな。

プラトンで思い出すのは、大学院生時代、主ゼミであるS藤ゼミが行なわれていたカフェ「夏●」だ。11時開始。先生と一緒に昼ご飯を食べながらのゼミ(まさしく「饗宴」)であった。そこの名物メニューに「プラトン弁当」なるものがあった。千数百円したので、貧乏学生の僕は到底手が出せず、結局一度も食べたことがない。「プラトン」とは通常の弁当にプラス・トンカツという意味。いかにも大学界隈のカフェらしい、センスを感じさせる命名。杉本町を訪れる機会があったら、今度こそ食べてみたいものだ。

明日は登校せずに、自宅で仕事の予定。