Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

嫌われ松子の一生

http://www.tbs.co.jp/movie/matsuko.html

http://kiraware.goo.ne.jp/

TOHOシネマズ二条にて。ずっと前から観たかった映画。ようやく観る機会を得た。ストーリーそれ自体は救いようのないほど悲しい。登場人物はみんな不幸。自分の愛情を対象に素直に注げなくて、それが不幸を雪だるま式に大きくしていく。しかしそれがドタバタ・コメディ・タッチで、しかもミュージカル風に演出されているために、秀逸なエンターテイメント作品に仕上がっている。CGのシーンと自然光での風景撮影シーンとの色合いのギャップが多少気になったけれども、それでも最初から最後までスクリーンに目が釘付けで、とても安い1800円だった。中谷美紀の怪演(?)にはきっと誰もが魅せられるはず。昭和歌謡グラム・ロックの違いはあるけれども、「Hedwig and the Angry Inch」が醸し出すムードと何となく似ている。大笑いしているのに切なくてたまらない。ところどころ「オズの魔法使」ぽかったのも、僕の心の琴線に触れた。

「寝る前の10分間筋トレ(下半身)」→○(1セット) BGMはこれ。

Drama

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