Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

トップ経営者の言葉

鈴木敏文氏(セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長)の言葉。nakcazawaゼミ生諸君、心して聞くべし。

鈴木:遊んでいるだけの学生は駄目ですね。あと、学生時代に何をやってきたか聞くと、「人間関係を作ってきた」と言う人がよくいます。人間関係を作るなら、別に大学に行かなくても、いくらでもできるじゃないかと思ってしまいます。
また、「映画研究会で映画を勉強してきました」と言う人がいますが、なぜ大学に行ってわざわざ映画の研究をしなければならないのかと思います。趣味としてやってきたのならば分かりますが、明治や中央に行って自分たちの専攻学問とかけ離れた映画だけを研究するのでしょうか。映画の研究を専門にしたいのであれば、日本大学芸術学部に行けばいいんです。
勉強をきちんとした上でこういうことをしてきたと言うのならばいいのですが、勉強はあまりしないでそういうことをやっていましたというのは、明らかにおかしいんです。企業が学生時代の勉強はどうでもいいというのは一番おかしいことですね。
齋藤:たしかに大学で何をしてきかと聞かれた時、「勉強していました」と本気で言う学生は少ないと思います。部活動やアルバイトのことを言う気がしますね。
鈴木:これだけ勉強をやったけどできなかったと言うのならばまだいい。あるいは、一流の運動選手になっているのならば、それはそれでいい。いずれにしても、法学部に行ったら最低限の法律学は学び、経済学部に行ったら経済の最低の基礎だけはきちんとやるべきです。*1

勉強しましょう。一緒に。