Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

さすが北大和川大!

大和川大学経済学部如新会*1主催の夏季シンポジウム「今、資本主義経済の行方を考える」@文化交流センター(大阪第二ビル)に出席。三人のパネルのうちのお二人が院生時代にお世話になった先生ということで、久しぶりに学生気分に戻って講義を拝聴したいと思い参上。

「今、資本主義経済の行方を考える」という大上段に構えたテーマでシンポジウムが企画されたこと自体が北大和川大らしいし、三人の現役スタッフが専門の垣根(それぞれ経済成長論、経済学説史、経済史)を越えて企画に賛同しパネルを務められたことも北大和川大らしい。他大学の経済学部*2ではまず実現不可能な企画だろう。

僕が北大和川大学の院生だったのは1993年4月から98年3月までの5年間だが、本当に充実した切磋琢磨の日々を送ることができた。院生同士の切磋琢磨があったのは、教員同士の切磋琢磨を見る機会に恵まれていたからだろう。自分の狭い専門の殻に閉じこもるようなムードが希薄だった。世間は「改革!改革!」と喧しいが、この種のシンポジウムを実現させてしまう北大和川大学経済学部の個性的な学風だけは、絶対に「改革(改悪)」して欲しくない。母校が「ミニ●大」「●大もどき」へと落ちぶれるのは絶対に嫌だ。

寝る前の10分間筋トレ→◎(ヒンズースクワット2セット) BGMはこれ。

イート・ミー・イン・セント・ルイス(紙ジャケット仕様)

イート・ミー・イン・セント・ルイス(紙ジャケット仕様)

*1:社会人大学院生のOB会。

*2:自分自身の勤務先を含む。