Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

杉本町と昭和町

杉本町駅


大学院母校の北大和川大学へ。

杉本町界隈の飲食店で僕が学生時代に通っていた店は、多くが残っていない。「夏櫨」も「てんびん棒」も「ニュー丹波」もなくなってしまった。中華料理「広州」*1お好み焼「てこ」、いわし料理「いわし亭」などが健在。

たしかにこの(↓)写真の定食屋さんは学生時代から存在していたのだが、ほとんど入った記憶がない。どうしてだろう? おいしくなかったのかな? 今でも定食の値段は420円という破格の安さだった。

事務職員のAさんとKさんにご挨拶。学生時代の事務職員で残っておられるのはこのお二人だけ。Aさんは入学手続きの時の担当者で、現在は係長を務めておられる。Kさんは教員・院生コピー室のご担当で、コピーをしに行くたびに、おしゃべり相手になってもらっていた。現在は経済学事務室のほうに異動しておられる。お世話になった方々がおられるから、足を運ぼうという気にもなる。僕にとって母校愛とは抽象的なものではなく具体的なものなのだ。結局、人なのだ。地方入試や教育懇談会で姫路に出張する際に出身高校を訪ねるのも、お世話になった先生方がまだたくさん残っておられるからに他ならない。北大和川大学とその経済学部のパンフレット、大学の125年史を頂戴する。

久しぶりにS銀ゼミを聴講させていただく。S銀先生は指導教授ではないのだが(指導教授はS藤先生)、ゼミには大学院の5年間、ずっと参加させてもらった。社会経済思想史上の古典を精読するゼミで、多くを学ばせてもらった。ヘーゲル『法の哲学』は本当に難しかったな。

S銀ゼミはここ十数年ずっと木曜午後の開催なのだが、僕は木曜の午後に必ず授業が入っているものだから、顔を出す機会を長らく逸していた。数日前、後輩からまだ授業をやっているという話を聞いたので、久々に顔を出すことにした。院生のアドルノに関する研究報告を聞く。

S銀ゼミの魅力の一つは、毎回のように「アフター」があったこと。僕が学生の頃は地下鉄あびこ駅界隈で飲むことが多かったが、最近は昭和町界隈が夕刻以降の本拠地となっている模様。当然のように、おつきあいさせていただく。

さすがに院生たちが通いつめる店だけあって、安くてうまい。かなり飲んだのに、驚くほど安くすんだ。終電の一本前で帰宅する。筋トレは休止。