Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ライリー教授セミナー@大殺界楽飲大学

ノーベル経済学賞を受賞したSen教授のお弟子さんで、John Stuart Millの研究者として著名な、Jonathan Riley教授(Tulane University, USA)のセミナーに参加する。

かなり疲労がたまっているので欠席させてもらうことも一瞬考えた。セミナーの最中にうとうとしてしまったら失礼だ。しかし、世話人のF本さんには、この前期に千里山大に非常勤に来ていただいたので、恩義に報いるべく何とか踏ん張って正雀(大殺界楽飲大学)*1へ向かう。

楽飲大のキャンパスに足を踏み入れるのは今回が初めてだが、あまりの豪華さにびっくり。しっかりと手入れされた美しい芝生はパター・ゴルフのコースに見えるほど。建物は吹き抜けたっぷりで空間に余裕がある。廊下も広々としている。セミナー会場はB1だったが天井が高くて圧迫感がない。素晴らしい。

英語でのセミナーに参加するのはかなり久しぶり。実質的には去年3月に恩師ディキンスン教授が来日されて以来だったので、頭が英語モードになかなか切り替わらず苦労する。ライリー教授の宿泊ホテルが京都ということで、懇親会は京都で開催することに。懇親会で歓談するうちにようやく英語モードに切り替わっていった。

院生では大殺界大学のN井さんが唯一の参加者だった。彼は質疑にも積極的に加わり、懇親会にも参加(ご自宅は京都とは逆方向なのに!)。この積極性は本当に頼もしい。裏を返せば、積極的な院生が少ない。

ライリー教授はとても気さくなお人柄だった。初対面とは思えないほど話が弾み、楽しい時間を過ごすことができた。疲労困憊のはずだったのだが、結局2次会までご一緒させていただいた。

*1:同様に表記すれば、勤務先とも関わりの深い西宮市の某大学は「陥穽楽飲大学」になってしまうなぁ。某帝大を「大殺界大学」と呼ぶのはぴったりかも。東鴨川大学は別名「凶大」「狂大」だもの。