かなり鮮烈だったので記録しておこう。
僕は目に原因不明の難病を患い、治療のために京都を離れなければならなくなった。自宅(なぜか現在住んでいる出町柳の家ではなく、学生時代に最初に住んだ丸太町のワンルームだった)のすぐ隣に自動車整備工場があり、そこのお兄さんが僕を慰めてくれた。そこへ小雪(芸能人のあの小雪さん)が現れて、彼女の写真を僕に撮らせてくれることになった。ところが、彼女がどこに立っても、整備関係の機械やお茶の間のちゃぶ台など余計なものが写真の背景に含まれてしまい、思うような写真がとれない。小雪はポーズを頻繁に変え、その動きもすばやいので、僕のカメラの腕前ではとらえきれない。結局、親切な自動車整備工のお兄さんが、僕と小雪のツーショットの写真を撮ってくれて、一件落着。そこへ江夏豊(元プロ野球選手のあの江夏さん)が現れた。事情を話したら、激励のためにサインを送ってくれることになった。住所を教えなければならない。手もとには紙も筆記用具もなく、名刺入れから自分の名刺を取り出そうとしたが、他人の名刺ばかりで自分の名刺がなかなか出てこない。でも江夏は「ゆっくり探したらええ」と待ってくれた。そこで目が覚めた。
僕は小雪ファンでも江夏ファンでもないのだが。どうしてこの二人?