京都伏見・藤森神社の紫陽花苑を見に行く。*1ラッキーなことに、咲き誇る紫陽花ばかりでなく、蹴鞠保存会の方々による蹴鞠奉納も見ることができた。
好天に恵まれ、気温は30度を超えた。湿気も高く、帰りの電車に乗る頃にはすっかりばててしまっていた。
次回の6期ゼミの授業準備を兼ねて、昨日から黒井千次『働くということ -実社会との出会い- (講談社現代新書)』を読み始めたのだが、かなり面白い。本書の帯に「自己実現への欲求こそ労働の本質である」と書かれているけれども、これはミスリーディングな宣伝文句だと思う。著者は労働の本質を「自己実現+共感の拡がり」に求めている(p.172)。どちらが欠けてもダメなのだ。これは僕自身の労働観でもある。