Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

東京出張は成果大

「宵寝+8時間睡眠」で、体力・気力ともに回復。

今日・明日と千里山大は後期日程入試だが、僕は前期日程だけで入試業務ノルマを果たしたので非番である。校舎解体工事も一時休止となり、非常に静かな環境の中で仕事に集中できた。

午前:一昨日の研究会でゲットした新情報をPCに打ち込んで整理する。これだけで午前中まるまる費やしてしまうが、それだけゲットした情報が質量ともにすぐれていたということ。なかなか固まらなかった単著(博士論文)の全体構想だが、「需要定義論争」論文の占める位置もかなりはっきりしてきた。この論文は最終章には向かない。プラン変更だ。

午後:一昨日の研究会でいただいたコメントを参考にしながら「需要定義論争」論文をじっくり手直しする。ステュアートとマルサスの関係についての叙述をより無理のない形に書き改める。既存の邦訳(スミス『国富論』、ステュアート『経済の原理』、マルサス『経済学原理』など)をそのまま使用していたために‘commodity’の訳語が「商品」「貨物」「財貨」と不統一だったことにようやく気づく。その作業は明日に回す。ニュー・バージョンはさっそく土曜日(3月8日)の経済学史研究会(関学)で披露することになる。

とにかく、実に有益な出張だった。成果は大きかった。

腹筋2セット。

追伸:研究メモのような愛想なしの日記がここのところ続いて、頻繁に訪問して下さっている方々に申し訳なく思っております。