Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

同時進行

よく考えてみれば、この3ヶ月間、4本の論文を同時に書き進めていたことになる。こんな経験は初めてだったが、意外にも頭が混乱することはなかった。

  1. 「ステュアート、スミス、マルサスと《需要定義論争》」
  2. 「グローバリゼーションの中の労働と教育――「異質な他者」とどう向き合うべきか?――」
  3. 「経営戦略としてのコミュニケーション――「適正規模の組織」による「働くことの意味」の再発見――」
  4. 「「人間の権利」は存在するのか?――E.バークとT.ペインの論争――」

1は共同研究「イギリスにおける経済学方法論の展開」(通称「経済学方法論フォーラム」)での研究成果。5月の経済学史学会全国大会(@愛媛大)にて報告予定で(大会報告集の原稿締切は3月15日)、最終的には共同論文集としてS社から刊行される予定。原稿は概ね完成している。

2は昨年7月18日に市民講座でしゃべった内容を事務室の要請で活字化したもの。2校が終わり、まもなく論文として公刊される。

3は勤務先の大学で編成された科研「ビジネス・エシックス」での研究成果。これも2校が終わり、まもなく論文として公刊されるが、まだまだ改善すべき点を多く残しているので、別の「ビジネス・エシックス」の共同研究プロジェクトで当該テーマの研究を継続・発展させるつもり。最終的には共同論文集としてN社から刊行される予定。

4は社会思想史教科書の中の一章。執筆メンバーは北大和川大学のN村先生(社会思想史)ゼミの関係者。M社から刊行される予定。2月末日締切で、一応、原稿を完成させてN村先生にお送りした。これから半年くらいかけて、重複を排するなど、内容の調整作業に入るはず。この原稿も改善すべき点を多く残しているので、勉強を継続して、最終的に出版社に入稿されるまでに少しでもよいものにバージョン・アップさせたい。学会で発表して批判的コメントをいただくことも計画中。

午前、「需要定義論争」論文の手直し。8日の研究会のためのニュー・バージョンを作成する。午後、大会報告集向けの圧縮バージョン(A4・6枚)を作成する(未完)。

夜は同僚数名と淀屋橋にてヴェトナム料理を囲む。

飲酒過多のため、本日の筋トレは休止。