Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

京阪経済研究会

英文のフルペーパーがついにweb上(HETSA)に乗ってしまったよ。恥を世界中に垂れ流していることになるよな。

13時半から兵庫県立大学神戸キャンパス(ハーバーランド)にて研究会。少し早め、11時半くらいに茨木自宅を出る。茨木市駅前の府営住宅でアゲハチョウを発見したので、しばらく観察する。なかなかいい感じで写真が撮れた。

電車の中でポミアン『ヨーロッパとは何か 増補 (平凡社ライブラリー)』を読み始める。少し早めに出たのは、「メトロこうべ」(高速神戸駅から新開地駅にかけてのびる地下街)の古書街を久しぶりにぶらつきたかったから。学生時代は実家に帰る際によくここで途中下車して、古書を漁ったものだ。あの頃と同じ昭和のにおいが今もぷんぷんする。ハーバーランドのおしゃれムードとのコントラストが面白い。ラッキーなことに、岩井寛『色と形の深層心理』(絶版本)を200円でゲットできた。

古典派経済学関連の報告が2本。うち1本は元ゼミ生のM本君によるもの。アレント研究者として名高いカノヴァンがかつてプリーストリ研究者だったことなど、多くの有益な知見を授けてもらった。彼もすでにD2となり、世間的に見れば、すでに一人前の研究者。僕自身が教えられることも日に日に増えてきた。

懇親会はハーバーランドで一次会、元町で二次会。

京阪研究会のメンバーの多くがこのブログを読んでくれているようで、木曜日に野外ゼミを行ったことを知っていた。読み手が多いことは書き手として嬉しいのだが、面と向かった時に話すことがなくなってしまうのが難点だ。野外ゼミは今回の懇親会の話題ネタの一つだったのに・・・。

実家で宿泊。2日連続の深酒でややグロッキー。